2016/11/22

バディ:カザネ軸混合ダンジョン調整記(11月23日、前編)

では、前回記事でも予告した通り、実に半年振りになるカザネダンジョン調整記を。

や、もう本当前記事で書いた通り、暫く考える気さえなかったですね・・・半分位はやっぱりデュエマGPの調整に時間を割いててそんな時間が割となかったからだったりもするのですが。取り敢えず調整記、と言うよりは寧ろあかがね、というプレイヤーの調整記、と言う意味合いが強いので、まずご了承くださいまし。

まず、久々過ぎて自分でも忘れてた前回更新時点での着地点、《デモンナイト》を利用した魔王軸連パン仕様の結論。これから先に述べてしまうと「パワーはそこそこあるがやはり噛み合いの悪さが気になる」、でした。
《デウクルーザ》はそっち置いて頑張ってもらってる間に残りのカードを揃えていく、というコンセプトで運用出来る為まだしも、と言う所ですがやはり《デモンナイト》まで来てしまうと根本の魔王が出ないと死に札になってしまう時点で、安定性とは程遠く。もうちょっと突っ込むと《デウクルーザ》は時間稼ぎの点では有用でも、単騎で戦況に影響を与えられる生物かと言うとそういう訳ではなく。必要なのはやはり火力では?と判断した結果駄目だという結論に。第一、《デモンナイト》自体効果でコールした生物も、実はサイズ0になってしまってる以上低サイズ対抗除去の魔の手から逃れられません。基本的に別方向からの攻め手になるので、意表は突けるかもしれませんが・・・あくまでその程度。安定した根本になり得そうなサイズ1魔王がただひたすら泣きたくなりそうな程弱かったのもマイナスですね。や、マジでバニラである《ローズディラン》でさえ採用候補だったもん・・・マジで。

そういう訳で結局、当初の予定通り《イモータルフェニックス》軸の方がまだ動ける、と判断。それを使い続けて身内と調整、という事を繰り返してたのですが・・・ここで転機が訪れます。大型大会、オトナバディに出れそうな感じになったのです。バディのイベントに出るのは初めてではないですが、こういう大型大会に出るのは初めて、しかもチーム戦です。そういう訳でデッキ調整をしっかりやっておかねば、と思い、まずはやっぱこれしかねえだろとカザネダンジョンの調整から入ったのですが・・・



ああ、この時期は本当に酷い季節だった。まさに混合ダンジョンにとっては地獄の季節と言える程に。



この時トップメタとして仮想敵に上がってたのは「設置マジック」「シャドウシェイド」、そして「五角」。ですが、混合ダンジョンはそのどれとも致命的に相性が悪い、という苦杯を舐めされられていた訳で。
設置マジックに関してはまず、同じ速攻気味のデッキでありながら向こうは《グッバイ》《グットゥーゴー》と言ったバウンスに《ネバーランド》を噛み合わせながらのらりくらりと時間稼ぎ、更には隙を見せれば即《サタデーナイトデビルフィーバー》から《ティーチャーアスモ》と《分身アスモ》を叩き付け、平気で6~8パンを叩き込んだ上盤面をズタズタにしていくというまさにこちらのデッキの上位互換。《ダークミセリア》でも引かなければダメージレース能力で完全に負けてるのが目に見えてるマッチアップだという結論に。
シェイドはこの中でもまだマシな方ですが、それでも「事故れば勝てる」「事故ってなくても《岩》転がせば勝てる」「《岩》なくても連パン全部通ればワンチャン」程度の物でしかなく、《セレクター》と言う優秀な対抗除去に前述のバウンススペルまで兼ね合わせた防御力は生物に手を触れる事さえ容易ではなく、更に触れた所で向こうの座布団の如く積み上げられたソウルを削るのは精々2~3枚が限度。殺しきれなくてまごついている間にまたソウルを溜められて・・・という事が明らかになって来ました。
そして一番個人的に心が折れたのが、五角。これが本当に無理でして。前の2デッキは不利ながらも、まだゲームをさせてくれましたが、こちらはそもそもゲームをさせてくれないレベルで酷い相性差。センターが常時基本空いてるデッキとは思えない程の《五角ドラム》と各種防御札、対抗タイミングでのペイライフ誘発による除去による防御力。攻めに回った時の火力も一撃一撃が重く、捌き漏らすとライフを大きく削られ、最悪《ギガハウリング》で持ってかれるという攻撃力。そして、五角隆盛の立役者と言える二枚看板、《SDメラク》と《業火ドゥーベル》。《SDメラク》で安定してダメージ能力を毎ターン起動、《業火ドゥーベル》で毎ターンゲージを奪い去っていく・・・というムーブは、当時のゲージがかなりかつかつだった混合ダンジョンにとってはまさにゲームプランを根本から否定する動きでした。何分このダンジョンWというフラッグ、防御札の性能自体は良好ながらも、構えるにはゲージが必要な物が多く、ゲージがないと構えられる選択肢が極端に減るのです。構築の段階でただでさえ少ない選択肢から選んでいると言うのに・・・!守りでこれなら、当然攻めにゲージを回せる余裕などあるはずもなく。《アリクスベイン》さえピンポイントで通さなければ大体勝てるという有様。

あんまり勝てない試合が続いて、苛立ちの余り視野が狭まったのは否定しません。ですが、どうしても、どうしても当時の俺には現行混合ダンジョンで、増してサイズ1にゲージをより消費するカザネダンジョンで勝てる気がしなかった。ヴィジョンが見えなかった。
これがもし、個人戦であったなら、それでも押し通してカザネダンジョンで出場してたと思います。それがその時点でのレゾンデートルであったし、使わない事等有り得なかったから。しかし、今回のオトナバディはチーム戦。勝てなければそれだけ、相方に負担と迷惑のかかるチーム戦で、明確にトップメタのどのデッキに対しても相性の悪いデッキを選択しては・・・
当のチームメイトの方は気にしないでくれて良い、自分の好きなデッキを使ってくれて良いと何度も言ってくれました。自分の拘りを十分に理解してくれてるのと、自身も五角相手に相性の悪いオオヤミ軸百鬼を選択してた事もあったんですが。上記のティアー1に対するアドバイスも沢山頂きました。ですが、やはりチーム戦という競技の場であるからこそ、迷惑はかけたくないし思いつく限りのベストを尽くしたかった。ダンジョン専でやってきたから、選択肢はそれ程多くはないけれど、それでも。

「・・・うん、しゃあない。今回は騎士ダンジョン使うわ」

あくまで《魔物使い カザネ》って言うカードに拘ってたのは自分一人の趣味嗜好の問題で、それを使わないからだからどうした、って話ではありますが、いざ実際にそれを放り投げてみると悔しさが込み上げてきた訳で。解ってたはずだろうに、今まで最適解じゃない事をずっとやって来て、それをようやっと放り投げただけだろうに。TCGやって来て何度も何度もやってる話だろうに。勝つって明確な目的があるなら、しゃあないだろうに。もう良い大人なんだしさあ。
とは思っても、やっぱどこか割り切れない物もあったのは、もう大概こじらせが限界にまで来てたんだろうなあ、と思う訳ですが。とにかく、このオトナバディって舞台に置いて俺は初めて大会にカザネダンジョン以外のデッキで出場しました。仮想敵用のメタに合わせて調整した混合騎士。詳細な内容は忘れましたが、シェイド用に《岩》と貫通持ちを多目に取り、スタドラ用に《グミスラ》の移動封じを投入、肝心の五角は結局どうこう、という訳には行きませんでしたが、ゲージ消費がまだ温いこっちならば、混合ダンジョンや百鬼以上には勝て得るはず・・・!という考えで、調整期間を終了。オトナバディ当日を迎えた訳です。

しかし結果は、1回戦のシェイドには《岩》が転がるも、後1点が届かず負け。続く2回戦はカイゼ相手にドブンムーブを決められ後攻1キル、ここは何とかチームの勝利を得る事は出来ましたが、3回戦のダークヒーロー相手はお互い事故り気味のグダグダ試合を制する事が出来ず、決定戦までは持ち込んでくれた物のそこまででストップ。結局の所、俺はデッキを変えても何も出来ずに終わってしまいました。
その時はもう本当に滅茶苦茶悔しかったのを覚えてます。慣れないデッキ、プレイングの未熟さ、騎士ダンジョンというアーキタイプがそもそもこの時点で既に苦しかった事など、要因は色々あるのですが、結局何ら変える事が出来なかったっていう事実がただただ悔しかった。と同時、騎士ダンジョンで勝てなきゃあ、じゃあ一体今どうすりゃあダンジョンW使って勝てるんだよ、という思いも溢れて来た訳で。相方には取り敢えず大ブレーキになってしまった点をまず謝った上で、一人にさせてもらった記憶があります。
この後、何とかずっとこうしててもしゃあねえな、と持って来ていたカザネダンジョンのパーツに組み替えて、デッキを元に戻して色々ファイトしました。友人方とのフリーファイトやサイドイベントの9戦ファイト。そこでの結果も満足行く物ではありませんでしたが、久々に回した自分のデッキはやはりどこか安心感がありました。やっぱ、これで出てあげれば良かったかなあ、と思う程度には・・・や、それはオトナバディの下位卓が、本当に自分の好きな物ばっか使ってる人ばかりだったっていうのもあるんですが。だったらもっともっと上手くなって、何とか自分のデッキで勝てれば良いなあ。という気持ちがまた少しは出て来るんですが・・・

それに対して、このバディファイトと言うゲームのダンジョンWの扱い自体が、少なくとも俺の目からして見てみれば決して良い物ではない時期が更に続く事になってしまう訳で。

自分で考えている以上に長くなりそうなのでここで一区切り。続きは後編で。

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